1947-11-18 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第36号
そして燒け殘つた家はことごとくひどい雨漏りがいたしまして、あの年は夏から秋にかけて豪雨續きでありましたが、家全體が降るように漏るのでありまして、私が逃げ込んだ家にしましても、一箇所といえども雨が漏つてこない部屋は一つもなく、市民はみずからおのおの屋根に上つて、どこぞ四疊半、三疊に一箇所漏らないように、自分で瓦を竝べて住んだのであります。
そして燒け殘つた家はことごとくひどい雨漏りがいたしまして、あの年は夏から秋にかけて豪雨續きでありましたが、家全體が降るように漏るのでありまして、私が逃げ込んだ家にしましても、一箇所といえども雨が漏つてこない部屋は一つもなく、市民はみずからおのおの屋根に上つて、どこぞ四疊半、三疊に一箇所漏らないように、自分で瓦を竝べて住んだのであります。